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ライド歌謡ってどういう意味?初期のスピッツの方向性について解説。

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「ライド歌謡」というのは草野マサムネの造語であり、スピッツの初期の方向性を語る上では欠かせないワードです

 

ライド歌謡とは一体どういった言葉なのか、順番に説明していきます

 

 

スピッツ独自のジャンル「ライド歌謡」とは

 Ride + 歌謡

 

Rideというイギリスのバンドに影響を受け、それに歌謡という自分らの個性を盛り込んだ、スピッツ独自のジャンル。歌謡シューゲイザーとも言われる

 

そんな海外の影響を色濃く受けたのが「名前をつけてやる」というアルバム

 

今では老若男女から愛されるスピッツだが、初期の作品はこういった独創性が溢れすぎて大衆受けしにくい作品もある

 

 

スピッツが影響を受けたRideって?

1988年、イギリスのオックスフォードで結成されたロックバンド。1996年に解散したが、2014年のおよそ18年振りとなる再結成が発表された。

ジャンル:オルタナティヴ・ロックシューゲイザー

<特徴>

 轟音ツインギターとスピード感溢れるドラムス、さらにその轟音と対峙するかのようなツインボーカルによる清涼感あふれるハーモニー。1990年代に向け新世代のニューカマーとして一躍注目のバンドになる。*1

 

 

 ...と言われても分かりませんよね。一度聴いてみましょう

 

 

www.youtube.com

 

イギリスを代表するシューゲイザー・バンド、Rideには草野さんのみならず、多くの方が魅了され、影響を受けたよう

 

シューゲイザーとは

シューゲイザー(shogazer)の語源は、靴(sho)を見る者(gazer)。バンドマンが足元にあるエフェクターを見ながら操作する姿から名付けられた

 

シューゲイザーの特徴を説明するのは難しいので、参考になるサイトを探しました

 

ポイントだけまとめると、

 

    • ギターサウンドが後ろでザーザーなっている
    • ボーカルはボソボソ歌っている、聴こえづらい
    • 全体的にはポップ。優しくてフワフワ浮いているようなサウンド

 

こんな感じなんだ、とニュアンスだけ理解できていれば良い気もします

 

 

スピッツの持ち味、歌謡曲とライド歌謡

歌謡曲とは昭和時代に流行した日本のポピュラー音楽の総称。*2

 

「歌謡曲といえば演歌」と思う方もいると思いますが、実はJ-POPも歌謡曲の一つ

 

私は歌謡曲を

 

心に響く歌いやすい歌詞、キャッチーで思わず口ずさんでしまうメロディ

 

と捉えています

合唱コンクールで歌うような曲もほとんど歌謡曲です

 

ゆったりとした優しさを感じるメロディも特徴ですね

 

 

ライド歌謡といわれるスピッツの初期の作品

『プール』

プール (Live)

プール (Live)

 

 

ライド歌謡の完成作として思い浮かぶのはこの曲

 

スピッツ「プール」歌詞はこちら→http://j-lyric.net/artist/a000603/l00a81b.html

 

 背後に終始流れるギターサウンドに、草野さんの歌謡的な歌詞。まさにイギリスのシューゲイザーと日本の歌謡が組み込まれた唯一無二のサウンド

 

シューゲイザーと歌謡曲を一つの作品にした作曲家は、現在では草野さんだけ。それに「死と性のみ」をテーマとする、彼の才気溢れた歌詞が合わさった「プール」は紛れもない名曲です

 

しかし「名前をつけてやる」は今となっては名盤と名高いもの、当時商業的に成功しよう考えていた草野さんにとっては納得のいくセールスではありませんでした

 

これを機に「ライド歌謡」というジャンルは次第に薄れていきます

 

 

スピッツ ライド歌謡 まとめ

  • ライド歌謡というのは、UKのシューゲイザーバンドに影響を受けた草野さんが、それに歌謡を取り入れたスピッツ独自のジャンル。
  • 「名前をつけてやる」はライド歌謡を代表するアルバム。

 

草野マサムネさんが影響をうけたRideというバンド。スピッツに似通うものがあって、個人的にも大好きです

 

Rideを聴けば、よりスピッツの音楽も楽しめるようになります。NOWHERE、オススメです

 

 

 

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